2017年7月20日木曜日

パン屋でかき氷????  もう4回目の夏になりました。

 
今週の18日からクローチェの夏の風物詩「かき氷」を始めてます。
 

地味なのぼりでしょう?
江戸時代のもの?と言われそう。
 

ちなみにこの風鈴は、銀猫のTさんの作品。
カランコロンと奏でる意外に低い落ち着いた音色が気に入ってます。
 

ひょんなことから、年代がかった氷削り器を譲り受けたのがきっかけで
どうせならお客さまにもクローチェらしいかき氷をお出しして、
一緒に楽しんじゃえ!、というわけで
クローチェの夏の恒例メニューとなって早4年。
けっこう好評をいただいているんですよ。
 

もちろんシロップは手作りの自家製にこだわってますよ。
 
■かすかにレモンが香るとろっと甘い桃のシロップ
 
■トロピカルなテイストのマンゴーとパイナップルのシロップ
 
■紫色がとてもきれいな贅沢な巨峰シロップ
 
■甘酸っぱくて爽やかなラズベリーのシロップ
 
をご用意しています。
 
氷は日光の天然氷とはいきませんが、
隣町の大田原の氷屋さんから仕入れる見るからにおいしそう、きれいな氷です。
 
果物シロップたちとの冷たくも楽しいハーモニーを是非ご賞味ください。
 
もちろんパンもお求めくださいね。
お願い。。。。

2017年7月18日火曜日

クローチェへの道しるべ。よく働いてくれますよ。。。。

 
街中でもなく、住宅街からも遠い、
観光名所からも少し外れた那須のお山の雑木林の中にあるクローチェに
わざわざお越しくださるお客様に感謝します。
 
「迷って、、迷って、、、ようやく来れたわ。」「3回挑戦して、やっと見つけた。」
とおっしゃる初めてのお客さまも多いです。
 
昨日の休業日も、
「近くにいると思うんだけど、車のナビでは案内終了になってしまうので、
電話で案内を頼めないかしら?」
というお客様からの電話がありました。
「今日は休業日なんです。」
とお伝えしても、
「これが2回目なの。今回は場所だけでも確かめておきたいの。」
とおっしゃいます。
小さなクローチェ看板を道しるべにご案内しました。
そのお陰で見事にご到着。
しばらく那須での田舎生活談義をさせていただいて、
「今度来るのが楽しみ。」
とおっしゃっていただき、お別れしました。
 

 
 
これがそのクローチェへの道しるべ。
 
廃材を利用して作りました。
それをお店のすぐ周りにだけ5か所に置かしてもらってます。
 
でもこれが意外な働き者なんです。
 
そうそうこんなお客さまも来られたことあるんですよ。
 
渋滞を避けて脇道に迷い込んだら、パン屋のサインを見つけて
冗談でしょう、と思いつつ辿り着いたお客様。
狐に化かされたみたい、とおっしゃってましたね。
それから、今でも度々お越しくださってます。
 
鎌倉から移り住んだ那須の地で
自宅のガレージを改造して始めたクローチェ。
15年前には思いもよらなかった、たくさんの恵みと大きな実りを与えてくれました。
私も小さな道しるべに従って、ゆっくり、優しくクローチェを続けていきたいな。
応援してください。
 
 


2017年7月11日火曜日

パンの香りは小麦粉と酵母のハーモニー。。。。クローチェの新記録樹立です。

 
焼きたてのパン第3弾です。
 
今回は、角食パン(左側)とパン・ド・ミ(右側)です。
(ちなみにパン・ド・ミって、フランス語で「中身のパン」という意味だそうです)
 
 
相変わらず下手な写真ですが、ふたりともとても美男子ですよ。
材料は随分と違いますけど、
それぞれにパリッとした皮と甘い小麦粉の香りが人気の秘密。
ね、それだけで美男子の素質満点でしょう?
彼らの材料は、別の機会のご紹介しますね。
 
角食パンはランチにお出ししているクラブハウス・サンドイッチにも使っていますので、
機会あれば、是非ご賞味ください。
 
那須にも天然酵母にこだわっていらっしゃる
「信念あるパン屋さん」もたくさんありますけど、
クローチェは、まずおいしいことが第一!
 
クローチェでもドイツ系のハードパンなどに
干しブドウからおこした自家製の天然酵母を使っていますが、
ホシノ天然酵母や白神天然酵母、イーストなど
それぞれのパンの特性に合った酵母を使い分けるようにしています。
 
今回ご紹介した角食パンは白神天然酵母、
パン・ド・ミはドライと生のイーストを使ってます。
それぞれに香りと味わいが異なり、楽しくなります。
 
そうそう、聞いてくれます?
 
先日4人組の紳士(ゴルフ帰りかな?)がおみえになって、
何やらはっきりとした目的がおありらしく、パン・ド・ミをお求めになられました。
今日は売り切れてしまったことをお伝えすると、
翌朝11時までになら作ってもらえないか?
といった丁寧なご注文をいただきました。
 
それも、まとめて4本。
クローチェにとっては大口注文です。
 
翌朝は、いつもの作業手順を大幅に入れ替えて、張り切ってまずパン・ド・ミに着手。
何とか間に合わせた後、本来の予定分を焼いた矢先に別の2本のご注文。
そのあとも、どういう訳か大型の食事パンをお求めになられる方が続いて、続いて。。。。
 
あっという間に9本!
クローチェ新記録の樹立でした。
バザーの時を除く普通の営業日では初めてじゃないかな?
奇跡みたい。
嬉しくてうれしくて、うきうきの一日でした。
つましいパン屋ですね。。。。
 
それにしてもあの謎の4人の紳士たちは誰だったんだろうな?
美味しく召しあっていただけたかしら?
それとも、、、、
 


2017年7月3日月曜日

今の私のお気に入り。。。。お友達の作品に、少し手を加えて。

 
先日の「那須 布の会」の作品展で思い切って買ってしまいました
主人には黙って。
でも、すぐに白状しましたけど。
 
固めの繊維(材質は何だろう?)で丁寧に編まれた小ぶりの手提げバッグ。
大事なお友達Hちゃんの上品なセンスにあふれた作品です。
 
色使い、無駄のないフォルム、適度な大きさに、とても気に入りました。
一目惚れかな。。。。
これからの季節にベストマッチだと思うんですよね。
 
 
ただ、作品のままだと開口部が「パカッ」と開いてしまい、
おっちょこちょいの私には、あまりに無防備、危険、無謀、赤信号点滅です。
 
で、麻のひもでちょこちょこっと編んだ「組みひも」と
お裁縫箱の底に長~く眠っていた大きな緑のボタンを留め具にして
写真のような手を加えてみました。
 
いいでしょう?
 
小さなトートバッグ風情から、おしゃれな手提げバッグに変身です。
これでお財布が飛び出す心配もなし!
我ながら会心の出来です。
100点花丸。
 


この季節、パンの保存にはくれぐれもお気をつけください。

前回に引き続き、焼きたてのパンです。
今回は食事パンの定番、イギリスパンです。
 
 
最近のクローチェでは、このイギリスパンや角食パン、パン・ド・ミなどの
プレーンな大型のものが、特に人気なんです。
 
パンそのものの味やおいしさを楽しんでいただくには、
やはりこの手のパンたちだと思うので、うれしいですね。
一つずつひとつずつ、丁寧にていねいに作らなきゃ。。。。
 
それぞれに材料や作り方が少しずつ違うのですが、
基本は”小麦粉”の質と味がすべてのベースになると思います。
 
クローチェが使うのは、江別製粉さんの強力粉「はるゆたかブレンド」。
北海道産の製パン用小麦粉のトップスターでしょうね。
 
 
これまでいろんな”粉”を取り入れてきたのですが、
やっぱりこれで「「「決まり!」」」
シンプルに粉の味が際立つ食パン系に最適だと思っています。
 
ここでクローチェからのお願いとちょっとしたアドバイス。
 
今の季節、パンには厳しい辛~い時期なんです。
すぐに「かび」てしまうんですよね。
クローチェでは、防かび剤の類は一切使っていないので、油断をするとすぐに、
そうですね、3~4日も置いておくと、パンの底の方にぽつぽつと青かび君が。。。。
ひゃ~~~!
 
大型のパンなど、数日で食べきれないときのお勧めの保存方法は、冷凍してしまうこと。
ちょっと面倒ですけど、できれば一枚づつラップしておくといいかな。
 
召し上がる時は、解凍せずに凍ったままトースターや焼き網でトーストしてください。
きっと変わらぬ”外はパリッと””中はモチッと”感が楽しめますよ。